
茨城県つくば市 認定NPO法人キドックス様|地域とつながるCSR活動
記事公開日 : 2026/05/07
「見守りシステムっていろいろあるけれど、どんな違いがあるの?」
と感じる方は少なくありません。名前が似ていたり、用途が重なっているように見えて、違いがわかりにくいことも多いです。
本記事では、病院・福祉施設でよく使われる5つのタイプをご紹介します。
見守りシステムは、利用者の変化を捉えて知らせる仕組みです。違いは「何を検知し」「どこで使い」「どう連携して通知するか」にあります。
名称ごとの解説
●カメラ型見守りシステム
カメラ型は、居室などの様子を“目で見て確かめられる”仕組みです。AI(人工知能)による画像解析を組み合わせ、姿勢や動きの変化を検出できる製品もあります。「いま何が起きているか」を即時に把握できる点が強みであるため、特に夜間の巡視負担を軽減したい場合は導入検討すべきシステムの1つとなりますが、プライバシー配慮は常に論点で、映像を残さない設定や、映る範囲の制御、同意の取り扱い等についてもあわせて検討する必要があります。
●離床検知システム
離床は、ベッド上の荷重・圧力や体動から「起き上がり」「端座位」「離床」を早めに捉え、
離床検知は、ベッド上の荷重・圧力や体動の変化から「起き上がり」「端座位」「離床」をといった動きを感知して知らせてくれる仕組みです。狙いは転倒の芽を摘むことにあり、映像確認の有無に関わらず“離床の瞬間を知らせる”ことに特化する点がカメラ型と異なります。どの段階まで区別して通知するか、寝具やベッドとの相性、ナースコールやPHSとの連携方法が検討の要点です。
●徘徊検知システム
徘徊検知は、出入口や廊下などの“境界”を通過した動きをセンサーで捉え、想定外の外出や迷走につながる前に知らせるシステムで、見逃しを防ぐ感度と誤報を抑える精度のバランス調整が重要です。位置情報見守りと混同されがちですが、徘徊検知は“ポイント通過の瞬間”に強く、出口付近での早期気づきを狙います。
●転倒検知システム
転倒検知は、床面の衝撃や体の急激な姿勢変化をセンサーで捉え、倒れ込みや倒れた状態を検出して知らせます。目的は“事象後の早期発見”であり、離床検知の“予兆段階の気づき”とは狙うタイミングが異なります。独居に近い個室や死角の多い共有部、トイレなど発見が遅れやすい場所への設置は特に効果的で、位置情報やカメラと連携することもシステム導入の際の検討ポイントの1つです。
●位置情報見守りシステム
位置情報見守りシステムは、利用者がどこにいるかを把握するための通信タグを使った仕組みです。広いフロアや複数棟の施設で強みを発揮し、スタッフが居場所を迅速に把握できる点が特徴です。外出の可能性がある利用者や、行動範囲を知りたいケースで特に有効です。
徘徊検知システムと似ていますが、位置情報見守りは「現在地の把握」を軸にしており、外出直前の検知を前提とする徘徊検知とは目的が異なります。
Q.カメラがあれば全部自動で分かるのでしょうか?
A. いいえ、分かりません。カメラは映像確認が主役です。自動検知の精度や範囲は製品差が大きく、目的に合う設定が必要です。
Q.離床検知と転倒検知は同じですか?
A.いいえ、異なります。離床は “前ぶれの気づき” 、転倒は “起きた直後の気づき” を狙います。
Q.徘徊検知と位置情報の違いは何ですか?
A.徘徊は “出入口などのポイント通過” 、位置情報は “現在地と動きの把握” が中心です。
見守りシステムの選定は、「何を・いつ・どう知らせるか」を先に言語化することが近道です。カメラ型・離床・徘徊・転倒・位置情報など、それぞれ得意な場面が異なるため、施設の課題や既存設備との相性も考慮することで、より適切な選択ができます。
条件によって最適解が変わることもあるため、一度弊社にご相談ください。
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