医療・福祉施設のカーテンクリーニング｜工程と素材別対応

カーテンクリーニング工程

医療・福祉施設で使用されるカーテンには、血液・薬品・体液などの汚れが付着することがあり、セルフクリーニングでは十分に除去できません。
そのため、専門業者によるカーテンクリーニングが推奨されており、一般的には以下のような工程で行われます。

1.前処理

洗浄工程に入る前に、カーテンの破損箇所や汚れの目視確認を行い、破損を発見した場合は、その場で補修を行ないます。
汚れについては、必要に応じて専用洗剤を部分的に手作業で塗布することにより、通常の洗浄では落ちにくい汚れにも対応します。

2.洗浄

温水にて専用洗剤を使用し、繊維を傷めずに汚れを除去します。特に医療・福祉施設では、目に見えない汚染物質の除去が重要です。
なお、カーテンフックをつけたまま洗浄すると、カーテンフックによる生地損傷が発生するため、洗浄前にフックを取り外す作業が発生します。また、フックの取り外し・取り付けの際にも生地損傷が発生するケースもあります。

3.乾燥

大型乾燥機にて時間を掛けて低温乾燥させることで、縮み・シワを防止しています。また、温風効果によりカビや雑菌の繁殖を防ぎます。
自然乾燥では時間がかかり、衛生面でのリスクが残るため、機械乾燥が一般的です。

4.仕上げ

プレス機または業務用アイロンで細かなシワを取り除き、生地に張りを持たせます。仕上げ工程は検品作業も兼ねており、破れ・落ちきれなかった汚れをチェックし、再洗浄・補修を行ないます。

キングランでは、複数の仕上げプランをご用意し、満足いただける品質をお届けします。

素材別の対応方法

カーテンの素材によって、洗浄方法や処理工程は異なります。

専門業者では、素材ごとの特性を把握したうえで、最適なクリーニング方法を選定しています。

キングランでは、複数名のクリーニング師（国家資格）取得者がおり、専門知識を持つスタッフが対応しているため素材特性を把握したうえで最適な洗浄が可能です。

さいごに

医療・福祉施設におけるカーテンクリーニングでは、安心・安全・快適な環境を保つためのクリーニングが求められます。
工程ごとの専門技術に加え、素材特性の把握もクリーニングにおける大切なポイントになります。

医療・福祉施設向けに特化したカーテンの販売・管理・クリーニングサービスをお探しの方は、キングラン株式会社の“カーテン管理システム”をご覧ください。

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