当社代表よりご挨拶とメッセージをお届けします。
当社の社名「キングラン」は、直訳すれば“王様が走る”となります。
1972年7月20日、証券会社を36歳で辞め、防炎事業に挑戦した創業者利根康由が命名しました。当時としては多少しゃれた社名であったかと思いますが、実はこの社名には、『お客様にご使用いただく当社の商品システムは、最高ランク(KING)のサービスを継続(RUN)してご提供できるようにしたい』という思いが込められています。
当社は防炎加工処理事業からスタートしましたが、当時の社会情勢及び消防法の改正等により、特に医療施設のお客様から、院内カーテンの防炎加工処理のご要望が多く寄せられ ました。しかし加工の度にカーテンを院外に持ち出すのでは診療の妨げとなります。そこで翌1973年、常に一定レベルの清潔なカーテンをご使用いただけるよう、ご契約期間定期的なクリーニング(メンテナンス)を組み込みこんだ「病院カーテン・メンテナンス・リースシステム」を開発し、ご提供することとしました。我が国初のシステムでありましたが、有難いことに、多くの医療施設のお客様のご支持、ご支援をいただき、現在病院カーテンのお取引では、全国で約67%※のシェアいただいております。
どのような商品もその機能・美観は下支えのメンテナンスがなければ必ず劣化現象へ向かっていきます。日々商品価値が劣化していくのではお客様は本当のご満足を得ることはできません。そこで私たちは、商品を一定レベルで保ちご使用いただくためには、商品と定期的なメンテナンスを組み合わせてご提供することだと考え、当社のカーテン・メンテナンス・システムは開発されました。まさに、キングランという社名に込めた思いがシステムの開発につながったのです。
お蔭様で当社も創業から半世紀を経過することができました。現在はカーテンに限らずお客様の様々なニーズにお応えできるように多くの商材・サービスをご用意いたしております。そして最高ランクのサービスを継続してご提供できるよう日々工夫し、システムも進化を重ねております。私たちキングラングループは、創業の思い、理念を胸に刻み、これからもお客様に、心からご満足いただき、喜んでいただけるよう努力を続けてまいります。
キングラン株式会社
代表取締役 松原 達也
※2024年9月末現在、全国8,280の病院施設のうち5,573施設のお客様とカーテンでお取引をさせていただいている割合。