
カーテンクリーニング 衛生管理と業務効率|キングランからのご提案
記事公開日 : 2026/04/08
病院や福祉施設で使用されるカーテンには、窓用・間仕切り・浴室用といった用途ごとの明確な役割があり、現場ではそれぞれ区別して使い分けられています。
さらに、家庭用とは異なり、衛生面への配慮や防炎性能など、用途特有の基準を重視して選定する必要があります。
本記事では、医療・福祉施設でよく使われるカーテン8種類についてご紹介します。
病院・福祉施設で使われるカーテンは「目的に応じて役割が明確に違う」ため、種類を理解するほど選びやすくなります。
名称ごとの解説
●ドレープカーテン
ドレープカーテンは、厚手でヒダを持つ一般的なカーテンを指し、「採光」と「視線コントロール」を両立させたい場面で使用されます。家庭用と同じ名称ですが、医療・福祉施設においても、空間の印象や居心地の良さを重視し、色味や質感などのインテリア性にもこだわるケースも増えてきているようです。
その一方で、施設用途ならではの衛生面への配慮や防炎性能といった機能要件を満たすことが、家庭用以上に重要な選定ポイントとなります。なお、しばしば遮光カーテンと混同されますが、ドレープとはあくまで“形状の総称”であり、遮光性能の強弱は生地の素材や裏地構成で変わります。
●遮光カーテン
遮光カーテンは、光を通しにくい生地でつくられ、外光を遮る性能を持つカーテンです。昼間でも光を抑えたいときに使用されます。遮光カーテンは、遮光等級1級~3級に分類され、等級数字が低いものほど遮光度が高くなります。
●レースカーテン
レースカーテンは、薄手で透け感のある生地を使ったカーテンで、自然光を取り込みつつ視線をやわらかく遮るのが特徴です。「明るさはほしいが外から丸見えにしたくない」という場面で使用されることが多いです。
一方で、レースカーテン単体ではプライバシー確保が不十分なケースもあるため、多くの場合、ドレープカーテンとセットで使用されます。
●間仕切りカーテン
間仕切りカーテンは、ベッド間や処置スペースなど、空間を区切る目的で用いられるカーテンです。医療・福祉分野を象徴する存在で、患者や利用者のプライバシー確保に欠かせません。比較的軽量な生地でありながら、視線をしっかり遮れるよう設計されており、レールと組み合わせることで空間レイアウトの変更にも柔軟に対応できます。
また、消防法の要件を踏まえ上部をメッシュ仕様としたタイプや、生地のつなぎ目をなくしたシームレス仕様など、医療・福祉施設ならではの機能性を高めた製品も多く採用されています。
窓まわりで使用されるドレープカーテンと同じ「カーテン」という名称ですが、役割や求められる機能は大きく異なるため、初めての方は混同しがちです。
●シャワーカーテン
シャワーカーテンは、水まわりで用いる防水性・撥水性の高いカーテンを指し、濡れることを前提とした環境で使用されます。“仕切る”機能は共通でも、間仕切りカーテンとの違い主軸は“耐水”。乾いた空間の仕切りに流用すると、不適合が生じやすい点は押さえたいところです。
●ブラインド
ブラインドは、細い羽根(スラット)を角度調整して光や視線をコントロールする仕組みの製品です。細やかな眩しさ調整や外部への視線コントロールをしたい場所で使用されます。
布製カーテンと比べ直線的なデザインのため、スタイリッシュな雰囲気づくりに適す場合があります。
●ロールスクリーン
ロールスクリーンは、生地を巻き上げたり巻き下げたりする構造の製品です。この構造を活かし、窓まわりをすっきり見せたい、あるいはスペースが限られた小窓で使用されることが多いです。
ブラインドと比較されることが多いですが、ロールスクリーンはより落ち着いた印象をつくりやすい傾向があります。
●防炎カーテン
防炎カーテンは、“燃えにくさに配慮した”性能・表示を備えたカーテンの総称です。病院・福祉施設などの不特定多数が利用する空間では、布カーテンやスクリーン系でも「防炎性能を持つ製品」を選ぶことが一般的です。
このためドレープ、間仕切り、ロールカーテンなどに“防炎性能を付与したもの”として指定されるケースが多いです。
「防炎=耐火」と誤解されがちですが、延焼しにくくする性質であり、火に耐えるわけではありません。あくまで機能の一つとして位置づけです。
Q.ドレープ=遮光ですか?
A.いいえ、異なります。ドレープは形の総称で遮光は性能を指します。遮光ではないドレープもあります。
Q.レースだけでも十分な目隠しになりますか?
A.レースだけの場合、昼は有効でも夜は室内が見えやすくなります。目隠しを目的とするなら、ドレープカーテンとの重ね使いを推奨します。
Q.防炎=燃えないということですか?
A.いいえ。燃えにくい性質であって“絶対に燃えない”わけではありません。
病院・福祉施設で使うカーテンは、種類ごとに役割と適した場面が異なります。全体像を理解すると、プライバシー確保、光の調整、空間の印象づくりを効果的に行いやすくなります。
また、防炎など施設特有の要件もあるため、用途に合わせた仕様確認が欠かせません。
条件によって最適解が変わることもあるため、一度弊社にご相談ください。
【医療・病院向け】キングランのカーテン管理システムはこちら
【介護・福祉施設向け】キングランのカーテン管理システムはこちら
関連記事もチェック
・カーテンクリーニング|セルフ?専門業者?その相違点とは
・医療・福祉施設のカーテンクリーニング|工程と素材別対応
・カーテンクリーニング 衛生管理と業務効率|キングランからのご提案